|
人も動物も予防に勝る治療法はありません。
動物と病気の特性を把握して、早期発見、早期治療を心がけましょう。
ご存知ですか?猫のエイズ
人の後天性免疫不全症(エイズ)は1981年に発見されましたが、猫のエイズは1987年に見つかりました。その後世界中から次々と報告されるようになり、当地域でも1993年頃からエイズの猫が多数発見され続けています。
どうやって感染するの?
おもに猫同士のケンカによる咬み傷から感染します。
人や犬には感染しませんのでその点はご安心ください。
どんな症状?
| ①急性期 |
1ヶ月~1年間 |
元気がなくなる。微熱、リンパ節の腫れ、若い猫の場合は皮膚炎、下痢などの症状もみられます。 |
| ②無症状キャリア |
2年あるいはそれ以上の長期 |
急性期の後、症状がなくなり回復したようにみえます。 (この時期も他の猫へうつす可能性はあります) |
| ③全身性リンパ節腫脹期 |
2~4ヶ月 |
|
| ④エイズ関連症候群 |
半年~1年間 (平均5歳位) |
治りにくい口内炎・鼻炎・気管支炎・化膿性皮膚炎・原因不明の発熱・貧血・下痢・体重減少などがみられます。 |
| ⑤猫エイズ |
末期 平均死亡年齢6歳 |
この時期になり、はじめて猫エイズと呼びます。かなり痩せてきて、貧血・免疫力が弱まるため、日和見感染・細猫感染症・内外部寄生虫感染・腫瘍等がみられます。 |
治療は?
エイズ期の猫には特効薬がありませんが、対症療法により症状を軽くしてあげたり、延命してあげることができる場合もあります。
予防は?
予防注射はありません。感染猫との接触を絶つしかないので、去勢・避妊手術をして室内飼育にしましょう。
検査は?
血液が少しあれば約15分で感染しているかどうかがわかります。
ただし...
エイズウイルスを持っていても全部の猫が病気になるわけではありません。キャリアーといって一生症状の出ない猫もいます(ただし少数)。
ペットの健康管理 トピック
|