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【症例紹介】頚部椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎骨間にあるクッション材である椎間板が、何らかの拍子に脊柱管内に侵入し、脊髄神経を圧迫することにより、神経障害を引き起こす病気です。多くは胸腰椎に発生しますが、今回、頚椎に発生した患者様が来院され、治療のため手術を行いました。

今回の患者様は、頚部痛を主訴に来院しました。見た目も上目使いで首を上に上げるのがとても辛そうでした。頚部の神経障害では強い痛みが出てきたり、場合によっては、四肢の麻痺が出てきます。今回の患者様は痛みがひどがったのですが、麻痺の症状は認められませんでした。

初期治療としては、神経の炎症を抑える薬を投与しました。薬は効いていたのですが、薬が切れてしまうとまた痛みが出てしまっているとのことでした。薬の治療には限界があるということで、CTとMRIを他施設で撮影しました。その結果、頚部椎間板ヘルニアによる脊髄神経圧迫が強く疑われたため、頚部椎間板ヘルニアを手術しました。(写真参照)

手術方法は、Ventral Slotという方法で行いました。動物を仰向けにし、首の腹側からアプローチし、首の骨に数ミリ穴を開け(写真参照)、神経を圧迫しているヘルニア物質を除去しました。(写真参照)

術後の合併症として、重要な神経の近くを手術しますので、術後の四肢麻痺が出てきてしまう可能性があることが報告されています。今回の患者様の術後は、合併症も起こらず翌日から元気に首を動かせていました。

術後管理の注意点としては、首輪の禁止、胴輪の着用をお話ししております。

CT完成
CT完成
MR完成
MR完成
MR2完成
MR2完成
スロット完成
スロット完成
摘出完成
摘出完成

【スタッフブログ】2017年10月

こんにちは!看護師の紙山です。

最近は気温も低くなったり、温暖差が激しかったりで、風邪をひきやすくなる厄介な季節ですね……(笑)

そんななか、私は自動車教習場へ行ってきました。

免許をとるために頑張っています!

向かう途中、クーラーが効いていたりで、寒くなったりするため、上着は欠かさず持って行くようにしています。

みなさんも、風邪をひかないようにきをつけてくださいね!

わんちゃん、ねこちゃんの室内温度や、お出かけの際の車内温度など、気にしてあげてください!

私は実家にいるイモリの水温を気にして水替えをしたいとおもいます。


病院ご紹介

当院は、千葉県・市原市内での大規模な動物病院として、年中無休で診察やトリミング、ペットホテルなどのサービスを一体的にご提供しています。

腫瘍認定医が在職しています。また、循環器、整形外科、画像診断に力を入れ、1.5次病院(高度一次診療)を目指して設備の充実に取り組んでいます。

診療時間 午前9時~12時 午後4時~7時

〒299-0111 千葉県市原市姉崎2067

電話:0436-61-3230 FAX:0436-61-3291

http://www.yamaguchi-1.gr.jp/

院長紹介

院長 山口靖人

院長 山口 靖人

出身地:千葉県

出身校:日本獣医畜産大学

当院は、以下の基本理念の下、日進月歩の獣医療や種々の情報を取り入れ、ひとつでも多くの命を救うことを目標としています。

  1. 予防に勝る治療法はなし(備えあればウレイなし)
  2. 皆様に望まれる最善の(悔いのない)医療を提供したい
  3. 時に良薬は口に苦し

確かな医療を

当院では、他院に先駆けて様々な先端機器を導入し、医療技術の向上に努めています。その中から、いくつかの機器をご紹介します。

内視鏡

内視鏡

平成28年7月より新しい内視鏡が1本入りました。これまでの内視鏡と違い、カメラが横に付いているため従来の内視鏡だけだと見過ごしがちであった食道の壁の状態もしっかりと見ることができます。例えば、食道の奥深くに刺さった針、異物などの発見、摘出にも長けているため開胸手術なしで取る事が出来ます。これは麻酔時間の短縮にもつながり動物の負担も少なくなります。開腹手術をせずに、お腹の検査、避妊手術等が行えます。胃腸の中の状態を観察したり、誤食してしまったものを取り出すことができます。
内視鏡 内視鏡 平成28年7月より新しい内視鏡が1本入りました。これまでの内視鏡と違い、カメラが横に付いているため従来の内視鏡だけだと見過ごしがちであった食道の壁の状態もしっかりと見ることができます。例えば、食道の奥深くに刺さった針、異物などの発見、摘出にも長けているため開胸手術なしで取る事が出来ます。これは麻酔時間の短縮にもつながり動物の負担も少なくなります。開腹手術をせずに、お腹の検査、避妊手術等が行えます。胃腸の中の状態を観察したり、誤食してしまったものを取り出すことができます。
腹腔鏡、内視鏡 腹腔鏡、内視鏡 開腹手術をせずに、お腹の検査、避妊手術等が行えます。胃腸の中の状態を観察したり、誤食してしまったものを取り出すことができます。
耳内視鏡 耳内視鏡 通常の処置では届かない、鼓膜の近くの汚れをとったり、腫瘍をとることができます。
冷却遠心機 冷却遠心機 冷凍の検査サンプルの作成、輸血の血液処理に使用しています。
超音波メスと、乳化吸引装置(ソノサージ) 超音波メスと、乳化吸引装置(ソノサージ) 血管を糸で縛ることなく、すぐさま切断できます。肝臓の手術などにとても大切な機械です。
歯科レントゲン 歯科レントゲン 歯根の状態や、下顎の骨の状態を、通常のレントゲンほどの被ばくがなく、コンパクトに撮影できます。
オペ室吊り下げ式レントゲン オペ室吊り下げ式レントゲン 手術中の動物を移動することなく撮影できます。
超音波骨メス(ソノペット) 超音波骨メス(ソノペット) 血管を糸で縛ることなく、すぐさま切断できます。
ミニバイダス ミニバイダス この器械により、血液サンプルを外の検査機関に出さず、院内ですぐさまホルモンの検査が可能となりました。それにより、当日の診断が可能となりました。
血液ガス測定器 血液ガス測定器 血中のガスの測定により、pH、重炭酸等の確認ができるようになりました。動物の状態に合った点滴のために必要な機械です。
顕微鏡 顕微鏡 オリンパス製(BHシリーズ)。観察だけでなく写真撮影、モニター観察も出来る高級機です。